ベンチプレスの消費カロリーが気になるあなたへ
「ベンチプレスでどれくらいカロリーを消費できるの?」「ダイエット目的でも効果はある?」——筋トレを始めた方やボディメイクに取り組んでいる方なら、一度は気になる疑問ではないでしょうか。結論から言えば、ベンチプレスの消費カロリーは体重60kgの方が30分間行った場合、約126〜189kcalが目安です。本記事では、METsを使った正確な計算方法、体重・時間別の一覧表、さらにカロリー消費を効率よく高めるテクニックまで、徹底的に解説します。
ベンチプレスの消費カロリーを正しく計算する方法【METs活用】
運動の消費カロリーを算出するには、運動強度の指標であるMETs(メッツ)を使うのが一般的です。METsとは安静時を1とした場合の活動強度の倍数を意味します。
ベンチプレスを含むウエイトトレーニングのMETs値は、運動強度によって以下のように分類されます。
| 運動強度 | METs値 | 具体的な目安 |
|---|---|---|
| 軽い(ウォームアップ程度) | 3.5 | 自重の50%以下の重量 |
| 中程度(一般的なトレーニング) | 5.0 | 8〜12RMの重量 |
| 高強度(追い込みトレーニング) | 6.0〜8.0 | 1〜5RMの重量・スーパーセット等 |
消費カロリーの計算式は次の通りです。
消費カロリー(kcal)= METs × 体重(kg)× 時間(h)× 1.05
例えば、体重70kgの方が中程度の強度(METs 5.0)で30分間ベンチプレスを行った場合:
5.0 × 70 × 0.5 × 1.05 = 約184kcal
ただし注意点として、ベンチプレスはセット間のインターバル(休憩)が含まれるため、実際に力を発揮している正味の時間は30分よりも短くなります。インターバルを含めた「トレーニング全体の時間」で計算する場合は、METs値をやや低めに設定するのが現実的です。
【一覧表】体重別・時間別の消費カロリー早見表
METs 5.0(中程度の強度)を基準に、体重と時間ごとの消費カロリーをまとめました。自分に近い数値をチェックしてみてください。
| 体重\時間 | 15分 | 30分 | 45分 | 60分 |
|---|---|---|---|---|
| 50kg | 約66kcal | 約131kcal | 約197kcal | 約263kcal |
| 60kg | 約79kcal | 約158kcal | 約236kcal | 約315kcal |
| 70kg | 約92kcal | 約184kcal | 約276kcal | 約368kcal |
| 80kg | 約105kcal | 約210kcal | 約315kcal | 約420kcal |
| 90kg | 約118kcal | 約236kcal | 約354kcal | 約473kcal |
体重が重いほど消費カロリーが大きくなる点がポイントです。ダイエット初期の方は、同じトレーニングでも消費量が多い傾向にあります。
ベンチプレスと他の運動の消費カロリーを比較
「ベンチプレスだけで痩せられる?」という疑問に答えるため、他の代表的な運動と消費カロリーを比較してみましょう。体重70kg・30分間の場合です。
| 運動の種類 | METs | 消費カロリー(30分) |
|---|---|---|
| ベンチプレス(中程度) | 5.0 | 約184kcal |
| ランニング(時速8km) | 8.3 | 約305kcal |
| 水泳(クロール・中程度) | 8.0 | 約294kcal |
| エアロバイク(中程度) | 6.8 | 約250kcal |
| ウォーキング(時速5.6km) | 4.3 | 約158kcal |
| スクワット(中程度) | 5.0〜6.0 | 約184〜221kcal |
有酸素運動と比較すると、ベンチプレス単体の消費カロリーはやや控えめです。しかし、ベンチプレスの真価はトレーニング中の消費カロリーだけではありません。次の章でその理由を解説します。
ベンチプレスの「隠れた」カロリー消費効果——EPOC(アフターバーン)
筋力トレーニングにはEPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption:運動後過剰酸素消費量)と呼ばれる現象があります。これはトレーニング後も体が通常より多くのカロリーを消費し続ける状態のことで、俗に「アフターバーン効果」とも呼ばれます。
ベンチプレスのような高強度のレジスタンストレーニングでは、運動後24〜72時間にわたり基礎代謝が上昇するという研究報告があります。この追加消費は運動中の消費カロリーの6〜15%程度に相当するとされています。
さらに重要なのは、筋肉量の増加による基礎代謝の底上げです。筋肉1kgあたり約13kcal/日のエネルギーを消費するとされており、ベンチプレスで大胸筋・三角筋前部・上腕三頭筋といった大きな筋群を鍛え、筋肉量を増やすことで、何もしていない時間のカロリー消費量が長期的に増加します。
つまり、ベンチプレスは「トレーニング中の消費」+「アフターバーン効果」+「筋肉量増加による基礎代謝UP」という三重の効果でカロリー消費に貢献しているのです。
カロリー消費を最大化するベンチプレスのコツ5選
同じベンチプレスでも、やり方次第で消費カロリーは大きく変わります。以下のテクニックを取り入れてみましょう。
- コンパウンドセットを活用する
ベンチプレスの後にダンベルフライやプッシュアップなど、同じ筋群を狙う種目を続けて行うことで、休憩時間が減り消費カロリーが向上します。 - インターバルを短くする(60〜90秒)
セット間の休憩を短縮することで心拍数が高い状態を維持でき、トレーニング全体のエネルギー消費量が増加します。 - 下半身や体幹の種目と組み合わせる
スクワットやデッドリフトなど大筋群を使う種目と組み合わせることで、全体の消費カロリーが大幅にアップします。 - ネガティブ動作をゆっくり行う
バーベルを胸に下ろす局面(エキセントリック収縮)を3〜4秒かけてコントロールすることで、筋繊維への刺激が増し、EPOC効果が高まります。 - 正しいフォームで安全に追い込む
フォームが崩れるとケガのリスクが高まり、トレーニングの継続性が失われます。適切な重量設定とフォームの維持が、長期的なカロリー消費の最大化につながります。
ベンチプレスの効果を高めるおすすめアイテム
自宅でのベンチプレスや、ジムでのトレーニング効率を上げるためにおすすめのアイテムをご紹介します。
リストラップは手首を保護し、高重量を安全に扱うための必須アイテムです。特に初心者から中級者の方は、手首の負担を軽減することでフォームが安定し、トレーニングの質が向上します。
Amazonで人気の高い「Schiek(シーク)リストラップ 24インチ」は、適度な硬さとフィット感で多くのトレーニーに支持されています。マジックテープ式で着脱が簡単なため、セット間の調整もスムーズです。
また、トレーニングベルトも体幹を安定させ、より高重量を扱えるようになることで消費カロリーの向上に貢献します。「ゴールドジム ブラックレザーベルト」はAmazonでも高評価で、ベンチプレスだけでなくスクワットやデッドリフトにも活用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
さらに、消費カロリーを正確に把握したい方にはスマートウォッチがおすすめです。心拍数をリアルタイムで計測し、運動中の消費カロリーをより正確に記録できます。
まとめ:ベンチプレスは「消費カロリー以上」の価値がある
本記事のポイントを整理します。
- ベンチプレス30分間の消費カロリーは約130〜210kcal(体重・強度により変動)
- 計算式は「METs × 体重 × 時間 × 1.05」で算出可能
- 有酸素運動と比べるとトレーニング中の消費はやや少ないが、EPOC効果と筋肉量増加による基礎代謝UPを含めると長期的なカロリー消費効果は非常に高い
- インターバルの短縮、コンパウンドセット、ネガティブ動作の活用で消費カロリーを最大化できる
- 正しいフォームと適切なギアの活用で安全にトレーニングを継続することが最も重要
ベンチプレスは単に胸を鍛えるだけでなく、体全体の代謝を高める優秀なエクササイズです。消費カロリーの数値だけにとらわれず、筋肉量の増加や体型の変化も含めた総合的な効果に目を向け、楽しくトレーニングを続けていきましょう。
よくある質問(FAQ)
ベンチプレス30分の消費カロリーはどれくらいですか?
体重70kgの方が中程度の強度でベンチプレスを30分間行った場合、約184kcalが目安です。体重や強度によって変動し、体重60kgなら約158kcal、80kgなら約210kcal程度となります。
ベンチプレスはダイエットに効果がありますか?
はい、効果があります。ベンチプレス自体の消費カロリーに加え、EPOC(アフターバーン効果)により運動後も数時間〜数日間カロリー消費が続きます。さらに筋肉量が増えることで基礎代謝が向上し、長期的なダイエット効果が期待できます。
ベンチプレスと有酸素運動、どちらがカロリー消費に優れていますか?
トレーニング中の消費カロリーだけを比較すると、ランニングなどの有酸素運動の方が高い傾向にあります。しかし、ベンチプレスには運動後の代謝上昇(EPOC)や筋肉量増加による基礎代謝UPがあるため、総合的なカロリー消費効果を考えると両者を組み合わせるのが最も効率的です。
ベンチプレスの消費カロリーを上げるにはどうすればよいですか?
インターバルを60〜90秒に短縮する、コンパウンドセットを取り入れる、ネガティブ動作をゆっくり行う、スクワットなど大筋群の種目と組み合わせるといった方法が効果的です。ただし、フォームの正確さと安全性を最優先にしてください。
ベンチプレスの消費カロリー計算に使うMETsとは何ですか?
METs(メッツ)とは、安静時のエネルギー消費を1とした場合の運動強度の倍数を表す指標です。ベンチプレスを含むウエイトトレーニングは一般的に3.5〜8.0METsに分類され、「METs × 体重(kg)× 時間(h)× 1.05」の計算式で消費カロリーを算出できます。
自宅でベンチプレスをする場合に必要なものは何ですか?
最低限必要なのは、フラットベンチ、バーベルセット(またはダンベル)、そして安全のためのセーフティバーです。快適にトレーニングを行うにはリストラップやトレーニングベルトもあると便利です。Amazonなどの通販サイトで一式揃えることができます。

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